2013年04月26日

続々・SACDのすゝめ

51bA9rc3K3L._SL500_.jpg今日届いてさっそく聴いているのですが、エストニア・フィル室内合唱団の歌うラフマニノフの『晩祷』。素晴らしいです。(なぜか日本のアマゾンでは見つけられなかったので、HMVにリンクを張ってあります)

この後、ちょっとネガティブなことを書くので、読みたい方だけ「続きを読む」をクリックしてください。

まず、これは私の意見であって、まったく違う意見の人もいらっしゃるだろうということは承知しています。
何に重点を置くかによって結論は全然違ってくると思うので、それについて議論するつもりはありません。

実はこのSACDを買う前に、特に名前は伏せますが某オーディオの巨匠(笑)が推奨していた、ペンタトーンというレーベルから出ている同じ曲のSACDを買ったんです。これがなんというか、ごく控えめな言い方をしても凡庸としか言いようのない演奏だったんですよ(買ってほしくないのでリンクは張りません)。
誦経なしでいきなり合唱に入っているし、音程もタイミングもうまく合っていないし、あとこれは演奏ではなく編成や録音の問題かもしれませんが、バスがほとんど聞こえて来ません。ロシアの声楽、それも宗教曲でバスが聞こえないなんて、炭酸の入っていないビールみたいなものです。
それから、全部で15曲あるうちの第13曲が省略されているみたいなんですよねえ…。私けっこうこの第13曲が好きなんですが。
また某オーディオの巨匠(笑)がいいと言っている音のほうも、私には残響が多すぎるように聞こえました。残響の多さで演奏のあらを隠そうとしているようだ、と言ってはうがちすぎでしょうか。
聞くに堪えかねて、このエストニア・フィル室内合唱団のSACDを買い直したというわけです。
結果オーライで、すばらしい演奏に出会えたことには感謝しています。

他にも、ずいぶんオーディオ評論家たちには評判のいいらしいこのペンタトーンというレーベルのSACDをいくつか聞いてみたんですが、全部とは言わないまでも、やはり多めの残響で音はきれいでも演奏が凡庸なものが多く、感心しませんでした。私はもうこのレーベルは買わないと思います。
だいぶ授業料を払いましたが、オーディオ評論家という人種は音の良し悪しを重視するあまり、音楽というものを理解していない人たちだ、ということはよくわかりました。
posted by ぽそこし at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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